りんご病（伝染性紅斑）
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ヒトパルボウイルスB19というウイルスが原因です。
潜伏期間：6〜20日
冬から初夏にかけてみられることが多いようです。
5〜14歳に多く、5〜9歳に特に多く見られます。

症状
発疹：顔面とくに頬に赤く広がる発疹がでます。腕や太もも斑点やまだら模様の発疹がでます。体にも発疹が出ることがあります。発疹は数日から1週間（平均5日）で消えます。発疹は痒みを伴うこともあります。
熱は出ません。

りんご病は発疹が出て、病気に気付いたときには、体の中には病原体のウイルスはほとんどいなくなっていて病気は終わった状態になっています。発疹が出る約1週間前がりんご病の急性期でこの時期に発熱や関節痛、体がだるいなどの症状が出ることがあります。しかしこの時期は普通の風邪と区別できません。

治療
ウイルスが原因ですので抗生物質はききません。痒みが強いときには痒み止めを処方します。

予後
一般のお子さんには合併症はありません。
入浴はかまいませんが、熱いお風呂に長湯をしたり、運動で体が熱くなったり、日光に長くあたると、発疹の赤みが強くなって長引くことがありますので注意してください。

登園・登校
発疹が出たときにはウイルスの排泄はほとんどありませんので他のお子さんに感染することはありません。登園・登校してもかまいません。

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