風疹 | |
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○ 病因:風疹ウイルスの感染による ○ 好発年齢 : 小学校低学年を中心に、幼児や成人にもみられます。 ○ 感染期間 : 発疹が出現する数日前から。 ○ 潜伏期間 : 14〜21日間です(ウイルスが身体に入ってから発病するまでの期間) |
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【症状】 | |
○ 赤くて小さな発疹が顔面から始まり、その後全身に広まっていきます。かゆいこともあります。発疹は約3日で消えます。 ○ 頚部や後頭部のリンパ節が腫れることがあります。発疹が出る1週間前から数週間持続します。 ○ 発熱は一般に軽度で、無熱のまま経過することも多いですが、発疹とともに微熱から高熱がでる人もいます。 ○ 関節の痛みや腫れをとなうこともあります。 ○ その他、眼球結膜の充血や頭痛、咳、腹痛、嘔吐、下痢がみられることがあります。 ○ 発疹がみられない無疹性風疹もあります。 |
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【合併症】 | |
○ 血小板減少性紫斑病 発疹が出て2日〜14日に下肢を中心に点状出血斑が見られます。頻度は風疹3000例 あたり1例です。 |
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【治療】 | |
○特別な治療法はありません。頭痛や関節痛、発熱がみられるときには解熱剤や痛み止めを、かゆみが強い時にはかゆみ止めを使います。 | |
【日常生活】 | |
○ 熱がなくて元気でも、発疹が消えるまでは家の中にいてください。 ○ 食事、その他いつもと同じ生活でかまいません。 ○ 妊婦に近づかないようにしてください。妊娠3ヵ月までの妊婦が風疹にかかると胎児が先天性風疹症候群(白内障、心疾患、難聴)になることがあります。 |
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【登園・登校の基準】 | |
「発疹が消退するまで」登園や登校はできません。 |