包茎について
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こどもの包茎は無理にむかない
子どもは特別な病気を除けば原則として包茎です。そしてほとんどが仮性包茎です。思春期までに自然にむけます。包皮を少しむいて尿道口が少しでも見えれば問題はありません。
けっして子どもが泣くほど無理にむいてはいけません。無理にむくとかえって包皮が裂け出血して浮腫や瘢痕を残すことがあります。無理にむいてそのままにしていたら陰茎の先の色が変わってしまった子どもがいました。無理にむかれるのは痛いものです。むくのであればステロイド軟膏を塗りながら少しずつむいてあげます。

逆に、自然にむけない真性包茎は外科的な処置が必要になります。そのままにしておくと尿路系に問題をおこすこともあります。
手術を考えるのは
①おしっこをするときに包皮が風船のように膨らみ、おしっこの線が細く、排尿に時間がかかるもの
②包皮が赤く、腫れて、痛くなる亀頭包皮炎を繰り返すもの
③むけた包皮が陰茎を締めたかたちになって陰茎の色が悪くなりもとにもどらなくなってしまったもの
以上の場合は外科、泌尿器科の先生に診てもらいます。

むける包茎はむかないで、むけない包茎は外科、泌尿器科の先生にお願いしたほうがいいのではないかと私は思っています。
子どもはみんな包茎です。尿道口が見えれば問題ありません。

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